家族葬の手順を解説!ご臨終前からの流れや段取りについて

家族葬の手順を解説!ご臨終前からの流れや段取りについて

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家族葬を検討している人のために、何から始めればいいか手順を書きました。

亡くなる前にやっておく事やご臨終から通夜・告別式までの手順について詳しく説明しています。

「葬儀の準備をするなんて何だか気が引ける」という方もいますが、最後のお別れをより良い時間にするためには事前の準備が欠かせません。

お葬式に対する不安も準備次第でなくなるので、説明する手順を参考に準備を進めてみてください。

家族葬の手順について

家族葬の手順について

家族葬の手順として最初にやるべきことが以下4つです↓

  1. 家族葬をする葬儀社を探す
  2. どんな家族葬にするか考える
  3. 参列者の選定を行う
  4. 香典や供花の辞退について考える

これらの内容を葬儀前に決めてしまえば慌てることなく家族葬が行えます。

どの項目も大切なことを説明するので、よくご覧になってください。

家族葬をする葬儀社を探す

家族葬だけでなく葬儀する上で1番大切なのが「早めに葬儀社を探すこと」です。

葬儀社を探し何をするかというと、後で説明する「どんな家族葬にするのか」「参列者の選定」「香典や供花の辞退について」相談するためです。

そして納得できる費用なのか?葬儀社の対応が良いか?なども考慮しながら葬儀社を決めていきます。

葬儀費用は葬儀社によってバラバラで、同じ内容でも数十万違うことは多々あります。無駄に高いお金を払わないためにも、何社か見積りを取り比較してから選んでください。

また、満足のいく家族葬にするには「スタッフの対応」が良くなければなりません。

対応が遅かったり態度が悪いとお葬式が台無しになるので、スタッフは親切か?対応は早いか?の2点を確認しながら葬儀社を選びましょう。

どんな家族葬にするか考える

一般的なお葬式だと「しきたり」が重視されますが、家族葬は親しい人達だけなので比較的自由な葬儀にすることができます。

例えば、故人の想い出を映像で流したり、好きな音楽をかける・想い出コーナーを作るなど、葬儀会場を故人らしく飾ることが可能です。

ただし、要望次第では料金が高くなるので、しっかり打ち合わせを行ってください。

費用について心配なら予算を伝え葬儀内容を考えてもらいましょう。家族葬なのでお通夜を省いたり、祭壇などを無くすことで費用を抑える事ができます。

一般葬に比べ自由な葬儀にしやすいのが家族葬のメリットなので、早めに相談しておくと料金について心配することがなくなります。

家族葬 費用 相場

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2019年8月17日

参列者の選定を行う

家族葬といっても「家族だけ」で葬儀するのではなく、親戚もお呼びするのが一般的です。

しかし、どこまでの親戚を呼べばいいか迷われる方も多く、声をかけなかったことで「なぜ葬儀に呼んでくれなかったんだ」とトラブルになったりするので注意してください。

遺族だけで考えるのが難しい場合は葬儀社に相談するのもおすすめです。

葬儀社は葬儀のことだけでなく参列者の選定のアドバイスもしてくれるので、分からないことは早めに聞いておきましょう。

家族葬の参列の範囲はどこまで?何親等まで呼ぶなど決まりはある?

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2019年8月17日

香典や供花の辞退について考える

家族葬だと香典を辞退するのが当然と考えてる人もいますがそんなことはありません。

香典は弔意を示す気持ちと葬儀代を援助する意味でお渡しするものなので、家族葬でも受け取って構わないのです。

ちなみに香典を辞退するメリットとしては、葬儀後に個別に渡される煩わしさや香典返しの手間が減る点です。逆にデメリットは葬儀費用の出費が増えてしまう点になります。

親族から頂く香典は一般の方より多くもらえるため、葬儀費用の出費を大きく減らすことができます。香典を受け取ると手間が増え煩わしいこともありますが、金銭的な負担を減らしたいなら香典は辞退しない方がいいでしょう。

香典を辞退するか受け取るかで迷われた場合は葬儀社に相談してみてください。地域の風習によって香典に対する考え方も違うので、的確なアドバイスをしてもらえます。

ご臨終から葬儀までの家族葬の流れ

ご臨終から葬儀までの家族葬の流れ

家族葬といってもご臨終から葬儀までの流れは一般的なお葬式と同じです。

病院から死亡診断書を受け取ったら葬儀社に連絡し、葬儀の内容を打ち合わせして参列者に連絡するというのが一連の流れとなります。

では、順を追って注意したい点なども含めてご説明いたします。

①病院から死亡診断書をもらう

医師が死亡を確認したら「死亡診断書」が発行されます。この診断書がないと葬儀や火葬が行えないので無くさないようにしてください。

②葬儀社に連絡して迎えに来てもらう

病院から死亡診断書を受け取ったら葬儀社に連絡し故人を迎えに来てもらいます。

亡くなった後はできるだけ早くご遺体を動かさないといけないので、葬儀社が決まっていないと慌てて探すことになります。

病院側から葬儀社を紹介してもらえますが、価格が高かったりするためなるべくご自身で探すようにしましょう。

葬儀社に連絡し迎えに来てもらったら、故人を別の場所へ安置します。安置場所を聞かれるので、予めどこにするか考えておくと悩むこともありません。

※安置場所は自宅・式場・専用施設の3ヵ所となりますが、葬儀社によっては式場への安置ができない場合もあります。

③故人を安置し葬儀内容の打ち合わせ

故人を安置したら次は葬儀社と打ち合わせを行います。

  • どんな家族葬にするのか?
  • 食事はいるのか?
  • 返礼品はどうするのか?
  • 式場はどこにするのか?
  • 参列者の数は何人なのか?
  • 祭壇や供花の種類はどうするか?
  • 僧侶は呼ぶのか?

これらの内容を葬儀社と相談しながら決めていきますが、短時間で判断していくので結構大変です。

葬儀社もプロなので短時間で決めれるようアドバイスしてくれますが、冷静な判断ができない状態で決めていくと高額になったり悔いが残る葬儀となる可能性があるので、ある程度事前に相談しておくと打ち合わせもスムーズに終わります。

④参列者へ葬儀日程を連絡する

葬儀の日程が決まったら参列者に連絡していきますが、誰をお呼びするか決めていないと大変です。

家族葬でも基本的には親戚に声をかけますが、どこまでの範囲に連絡すればいいか分からず悩む方も多いため、お呼びする方のリストは予め用意しておくと慌てることもありません。

また、家族葬の場合、参列者以外への連絡は葬儀が終わってからにしてください。家族葬と分かっていても参列してしまう方や、家族葬だと分からずに来てしまう方もいるため、急な参列を防ぐため葬儀後に訃報の連絡をしましょう。

家族葬の通夜・告別式の流れ

家族葬の通夜・告別式の流れ

家族葬といっても基本的な葬儀内容は一般葬と一緒です。

ここでは、お通夜と告別式を行う家族葬の流れについて簡単にご説明いたします。

1日目にお通夜

通夜
(葬儀1日目)
通夜の前に納棺式を行う
お通夜の儀式を行う
(僧侶による読経)
通夜振る舞いの食事を食べる

お通夜は夕方18時くらいより開始され、大体2~3時間くらいで終わります。

通夜振る舞いの食事前には喪主や遺族が挨拶を行うのが一般的ですが、家族葬だと省略されることもあります。

昔だとロウソクや線香を一晩中たやさないよう眠らずに通夜を行っていましたが、現在は半通夜と言って2~3時間程度で終わらせてしまう事が多くなりました。

また、式場に故人を安置すると防災面での関係から、夜通し行われる通夜ができない所もあります。

2日目に告別式

告別式
(葬儀2日目)
告別式の儀式を行う
(僧侶による読経)
故人と最後のお別れ
(お花や副葬品を棺に入れる)
出棺し火葬場へ向かう
火葬場にて火葬する
骨上げ(お骨を骨壺に納める)
精進落としの料理を食べる

告別式は午前中より開始され、大体15時くらいには終わります。

喪主が挨拶するタイミングは出棺前と精進落としを食べ終わった後になりますが、家族のみの場合は省略することも可能です。

故人が親しくしてた人には葬儀後に連絡する

家族葬をした後は、故人の親しかった人にハガキや手紙で訃報を伝えるようにしましょう。

「故人が亡くなったこと」「身近な人達だけで葬儀したこと」「連絡が遅くなってしまったことのお詫び」を記載してください。

また、香典を辞退する場合はその旨も一緒に書いておきます。

訃報の例文

父 〇〇儀 〇月より入院療養中でございましたが
去る○月○日 〇〇歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚誼に感謝し 謹んでご通知申し上げます

葬儀につきましては誠に勝手ながら近親者のみで執り行いました
お知らせが遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます

尚 ご香典やご供花等につきましても故人の遺志により辞退させていただきたくお願い申し上げます

令和〇〇年○月○日
東京都〇〇区〇〇ー〇〇
喪主 〇〇

訃報の連絡は葬儀が終わり落ち着いた頃で構いませんが、大体1週間くらいが目安です。

年賀状だけのやり取りなど、そこまでお付き合いがない方には喪中ハガキでお知らせしても構いません。

まとめ

家族葬の手順をまとめると

  1. 葬儀社を探す
  2. 家族葬の内容を決める
  3. 参列者の選定をする
  4. 香典の辞退を考える
  5. 亡くなったら葬儀社に連絡
  6. 故人を安置し打ち合わせ
  7. 参列者へ葬儀日程の連絡
  8. 家族葬を行う
  9. 葬儀後は訃報の連絡

手順として1番大切なのが「早めに葬儀社を探す」ことです。

葬儀社が決まれば分からないことは全てアドバイスしてくれますし、葬儀中はスタッフが進行してくれるので心配いりません。

家族葬は故人とゆっくりお別れできるメリットがある反面、親戚の理解を得たり・参列されなかった人とトラブルになることがあるので、その点に注意が必要です。

そういった事をしっかりアドバイスしてくれる葬儀社を見つけると、納得のいく家族葬にすることができます。

葬儀社の探し方

葬儀社を探す方法はネットで「地域名+葬儀社」で検索すると簡単に見つかります。

その他だと「葬儀一括見積りサイト」を使うと、1回の資料請求で2~3社の見積りが送られてくるので短時間で費用の比較が可能です。

「葬儀一括見積りサイト」の利用方法や注意点・有名なサイトについてはこちらの記事をご確認ください↓

葬儀一括見積もり

【利用してみた】葬儀の一括見積もりサイトを使うとどうなるのか?

2022年7月23日
家族葬の費用が心配な人へ

家族葬の費用をできるだけ抑えたい場合は複数の葬儀社を比較することが基本ですが、格安葬儀社を利用することでも安く抑えられます。

格安葬儀社で1番利用されている「小さなお葬式」ですと、家族葬の費用が48万8000円~利用できます。

食事や返礼品・僧侶のお布施は別途お金が必要ですが、それでも相場の半分くらいで利用できるので、他の葬儀社と比較しながら検討してみてください。

資料請求は無料で行えます。

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